ネットショップからのお知らせ

Net Shop Information

ハイエースとランクルを売却しました!レポート~番外編:買取業者さんから聞いた小ネタ集~

2019/06/21

  • その他

前回までで終わると(著者自身も)思っていた売却レポートですが、お仕事の邪魔をしてまで根掘り葉掘り聞いた余談をそのままにするのはもったいない!
というわけで、番外編スタート(おまけ付)です。

せっかくなら高く売りたい!知っておくとお得な雑学

同じ走行距離でもガソリン車よりディーゼル車のほうが高く売れることがある

中古であれば中古であるほど、国内ではなく海外へ輸出される可能性が高くなります。グレード、年式、型式にもよりますが、輸出先が発展途上国の場合、ディーゼル車のほうが需要が高く、売れ残ることがないためだそうです。

走行数は少ないほうがいい

そりゃそうだよー!というお話ではありますが、走行数は少ないほど当然高く買い取ってもらえます。もしご自身が中古車を購入しようと考えている場合、「90,000Km」超えと「100,000Km」超えでは印象が異なるのは分かりやすいですよね。売ることを検討されるのであれば、このラインを超える前のほうがよりベストです。

年式にも節目がある

こちらも、早ければ当然それだけ買取価格が高くなるのはイメージがつきやすいお話。ハイエースなど国外でも人気の車種は、何年落ちであっても売れるので、ある程度のメンテナンスが行われている走行可能の車であれば、少なくとも「売れない」ということはありません。

ただ、売りたい側としては「できるだけ高く」売りたいのですから、具体的に「何年落ちならいいの?」を知りたいところ。買い取ったあとの販路が輸出の場合、各国に「〇年より古いものの輸入が出来ない」などの輸入条件があります。どの国に輸出されるかはその時点では分かりませんが、こういった目安があるということが頭の片隅にあると、ベストタイミングを逃さないで済むかも。
車検のある日本では、これを目安に乗り換えを検討されることが多いと思いますが、「次の車検まで待つかどうか」で迷われたときは、今手元にある車の年式も考慮にいれ、見積もりだけでも取ってみるといいかもしれませんよ。

結局どこに売るのが正解なの?

今回は「中古車販売の会社」や「カー用品販売の会社」などから一括査定で売却をしました。この他にも、「ハイエース買取専門店」という車種専門店や、ディーラーなどに直接依頼をするという方法もありますし、輸出業者を見つけて売るという方法もあります。

では一体どの方法なら一番お得なの?というのが気になりますよね。
こちらについての質問は、当然各社みなさん「うちが一番」と仰いました(笑)それはそうですね。

ただ、「国内で売れるか、輸出をするか」によって買取業者を考えるといいですよ、というヒントをいただけました。買取業者は車を買い取ったあと、その車をなんらかの形で販売をします。状態がよければ国内で販売するであろうと推測し、国内でその車を販売するルートを沢山もっているところにお願いしたほうがいい。年式、走行距離のいった車であれば、輸出をするであろうから、海外への販路を持っている会社のほうがいい。走行が難しい車であっても部品として買い取ってくれる会社もあります。
もちろん、そのためにかかる手間や時間なども考慮し、一括査定がいいか、個人で取引するのが得策か。

数ある選択肢の中から「よりよい方法をみつける」ための「よりよい方法」は、情報収集を面倒がらないことですよ、とのことでした。


・・・・・・・・・・・
今更ですが、弊社はお洋服を中心とした買取を行うリサイクルショップです。車の査定に来られた方は、わが社にもいる査定士と同じ立場の方々。そう思うと「これ言われたら困るのかなぁ」なんてことは言いにくいのが人情というもの。そう思えば無意識のうちに査定に来られる方たちに温かくもなれるもの・・・と思ったんですが
。これはこれ、それはそれ。
私のようなお客様がいたら、弊社の査定士も嫌だろうなと思いつつ、「なんで?」「どうして?」を結構ぶつけましたが、案外皆さんちゃんと答えてくださるものなんですね。
ですので、餅は餅屋。分からないことは遠慮なく聞いてしまいましょう。
愛車の売却をお考えの方が、気持ちの良い取引ができますように。
この(長かった)記事が少しでもお役に立てば幸いです。

おまけ

ところで、弊社のかわいい2台の車たちは、その後どうなったでしょうか。
これについては、C社からお電話がありました。
ハイエースは売却の直後に東南アジアのほうへお嫁に行きました。
そのしばらく後、ランドクルーザーは、九州へお嫁入りしたそうです。

新しいところでも元気で活躍するんだよ。なんとなく年頃の娘を持つ父の気分になりました。

~完~