2022/05/06
ヘルノのダウンコートを買取しました。ヘルノといえばダウン。ダウンのカジュアルさを覆す上品さとエレガンスな雰囲気が魅力ですが、見た目の美しさだけではありません。ダウンの羽毛にはハイグレードのルーマニア産のものを使用しており、保温性も抜群。おしゃれをしながら暖かさにも期待できるアイテムです。
今回はそんな機能性、ファッション性を追求しているブランド『ヘルノ』の魅力についてはもちろん、ダウンの違いについても解説していきます。
艶のある雰囲気がどこか大人な雰囲気に仕上げてくれるダウンコート。
ヘルノのダウンコートはインジェクション製法という羽毛を直接入れ込むといった特殊な技術が使われています。ヘルノの職人によって丁寧に注入されているのです。この技術が使われることにより、軽く保温性の高いおしゃれなダウンが実現するという訳です。
寒さが気になる季節でもおしゃれを楽しみつつ保温できる優れものですね。
1948年イタリア北部のマジョーレ湖畔に広がるレーザ町でジュゼッペ マレンツィとその妻アレッサンドラによって手掛けられたブランドです。ヘルノのブランド名は工房用として購入した工場の近所に流れる『エルノ川』が由来となっています。
ヘルノは元々レインコートを取り扱うブランドでした。そこからカシミアコート、スーツ、女性向けのドレスなど試行錯誤を重ね次々と展開していきます。今ではラグジュアリーを代表するイタリアブランドの1つです。
ダウンジャケットといってもダウン、フェザー、中綿などさまざまな種類がありますよね。この違いは一体なんなのでしょうか。
まずダウンとフェザー両方とも鳥の羽というのはご存知かと思います。ダウン=羽毛、フェザー=羽根というふうに分けられるのです。
ダウンはふわふわとした毛の部分であるため柔らかくて軽いのが特徴。保温性にも優れています。一羽から多くとも15%前後しかとることができず価格が高く型崩れしやすいのがデメリット。一方でフェザーは真ん中に芯があるため弾力性に優れ通気性があるのが特徴です。フェザーは通気性が高いためダウンに比べて保温性には欠けます。
中綿はポリエステルを始め化学繊維によってつくられています。水に強いためご自宅で洗濯ができるため手入れもしやすく価格も手ごろですが、広がりやすくダウンに比べ保温性に欠けるといったところがデメリットとなります。動物性の毛を使用していないため動物愛護の面でも注目されています。
今回買取したお客様がヘルノのダウンコートを手放したのは生活スタイルの変化がきっかけです。以前は野外に出掛けることが多く、寒さも気になっていたとのことですがその機会も減り使わなくなったとのこと。「せっかくいいものだから価値がわかる方に譲りたい」との想いで当店をご利用くださいました。
ヘルノのような高品質でおしゃれなお洋服はリユース業界でも人気が高いのが特徴。当店でも買取強化ブランドとして取り扱っています。
アクイールの買取サービスは様々な買取方法をお選びいただけるのも特長です。専用のキットに詰めて送っていただく宅配買取や査定員がご自宅に伺う出張買取などご用意しております。
ダウンコートのように他のアイテムに比べてかさばり、取り扱いにも注意が必要なアイテムは出張買取をおすすめしております。