がん研有明病院を卒業しました

前回のブログからまたもや日を開けてしまいました。アレもコレも書き残しておかねばと思いつつ時間ばかりが経過するばかりで、年末から何も書き残せず。年末年始に帰省できたこなど遡って少しずつアップしたいと思います。

家内の治療につきましては2月3日をもちましてガン研有明病院は卒業となりました。前回の診察の際に、担当医にこれ以上化学治療を行わない旨を伝えた時に、治療を行わないのなら「へいしん(閉診?)しますか?」と伝えられていました。治療を行わなくてもまだこの病院に通院しても構わないし、緩和ケアの病院で診てもらっても構わないと伝えられたのですが、最終日に病院に行った時にはすでに次の病院の紹介状も用意されていて、病院同士の連携も手続きも済んでいる状態でした。

治療は終了しておりますが最終日に血液検査を行いました。残念ながらガンに関する値は良い結果は得られませんでした。唯一良いことは血球の値がやや快方に向かっていたことです。漢方や自宅療法の効果で免疫力がアップしていると良いのですが。

地元にある地方病院から有明病院に転院できた時は、「これで何とかなる」と安堵の胸をなでおろしていました。「病院というのは病気を治してもらえるところ、治しにいくところ」と考えていましたが治療ができなくなってしまった時には、病院はこうもあっけなく終了してしまうのかと今回改めて痛感しました。

その場で「そうですか、わかりました。」とあっさり納得することもできずに、他に方法がないものなのか?国立ガンセンターでの治療や、最先端とされる治療についても説明を受けました。が期待できるような解答は得られずに終始。担当医の説明は的確で、これからどこか他の病院にセカンドオピニオンを受ける気持ちにもなれません。

日本の国民皆保険は入り口が広いのですが出口は狭く、ガン治療を受ける側としては大きな壁になっていることもわかりました。がん治療の権威でもある有明病院でさえも、自費治療は現実的ではないそうです。

すべての説明が終わった後にわたくしから質問をしました。
「これからの生活で何を気をつけなければならないか?何かできることはないか?」と。

予想はしていたものの、聞きたくない回答が返ってきました。
「無理な食事制限はしないでくださいね」
「家族との楽しい時間を過ごしてください」
「残された時間は限られているので好きなことをさせてあげなさい」と。

今まで幾度も厳しいことを告げられてきましが、今回はそれ以上に厳しく、なぜそのような仕打ちを受けないのか?ついこの間まで健康で元気な身体だったのに、今でも普通に生活できるのに?なぜ?

そして質問しようか迷っていたことを意を決して口にしました。
「実は、3月に、、、」
「3月に、、、」
涙をこらえながら歯を食いしばり口にするも、結局聞けずじまい。
中途半端な言葉で終わり、結局最後の質問はできませんでした。

帰り途の車中で家内に問いかけました。「これって、匙(さじ)を投げられたってことなのかな?」と。家内は即答で「それは違うよ。まだ治療できる抗がん治療は一回残っていたけれども、私がそれを行わないという選択をしたし、先生もその治療を勧めなかった。先生は残された最善の方法が治療を終了する事だと判断されたんだよ。だから匙をなげられたのではないよ。」と伝えてくれました。

もうこれからは医師に頼らず治療しなければなりません。できることはガンに打ち勝つ免疫力をアップすること。がんをやっつけてくれるNK(ナチュラルキラー)細胞を増やさなければなりません。NK細胞は本人の気分が良い時には活発になるそうです。特に「笑うこと」でNK細胞が増えることは科学的にも実証されているそうです。

私は心がズタズタでいつも心配ばかりで、気がつくと深刻な表情になってしまっています。鏡を見ると眉間にシワがより、気づくと笑顔どころではなく怖い顔に。これではいけません。一番近くにいて支えてあげなければならないのに、ついつい神経質になってしまって、反省の日々です。

半生の鳥レバーねぎ塩グリル。

早速帰り途にギョースー(業務スーパー)で鳥レバーを買い物して、今夜のおかずはわたくしが作ることに。
クックパッド様のレシピを参考に鳥レバーのねぎ塩グリル。
見た目は良いが実は半生でした。
末っ子に下見というか毒味させると
「おえ〜、マズイ。しかも生じゃない?血が出てきた〜」「やっぱり俺はレバーはだめだ」の酷評。

「あちゃ〜ゴメンゴメン、フライパンで炒めなおすわっ!」
と作り直すもののお粗末な出来栄え。
見た目はイマイチ、味もイマイチ、料理の伸びしろは十分あります。

次の大きな目標は海外への家族旅行です。
ハワイマウイ島に行きます。
家内と知り合ったのは海つながり。子供たちの名前には皆「海」をつけました。
ウィンドサーフィン、波乗り、マリンスポーツの聖地でもあるマウイ。海で遊んだり、海の近くで生活したり、自分にとっては人生のコンセプトになっている海。その頂点にマウイがあります。飛行機も宿もパスポートもすべての準備は整いました。
あとは家内に元気でいてもらうのみ!

<ご挨拶>
いつも家内を応援して頂いている方々、本当にありがとうございます。身体を労って心のこもった手紙や贈り物をいただいております。家内はいただきものがある度に、「皆んなからもらってばかり。今は何もできないけど、治ったらお礼がしたい。」
といつも口にしています。わたくしは、面識の無い方がいらっしゃるので実際にお会いする機会があればその時にきちんとお礼できたらと考えています。先ずは感謝の気持ちをこの場でお伝えさせていただきます。

それと、家内と笑って楽しい時間を作って頂いている方々、本当にありがとうございます。
これからも、お腹の底から笑って、楽しいひと時を過ごせるよう、笑いの応援よろしくおねがいします!

3月の家族旅行が実現できるよう元気でいてもらいたいです!