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クラインガルテンはじめました|UR賃貸で家庭菜園

ドイツ語で「小さな庭」という意味のクラインガルテン(Kleingarten)。ドイツでは古くから農地の賃貸制度があり、賃貸型の市民農園のことを「クラインガルテン」と呼ぶそうです。

実はこの「クラインガルテン」UR賃貸にも取り入れられ、引越してきた我が家の目の前にもあったのです。狭いベランダ栽培で四苦八苦していたところ、これは何かの運命か?早速管理事務所に問い合わせてみました。

日当たりも抜群のスペースはおよそ2畳分(1坪)ほど。十分!
年間利用料は4000円。安っ!
全15区画中、利用されているのは僅か6区画。なぜ?
前所有者が育てたイチゴやパセリ、ミントが残っていて取り放題。これは嬉しい!

あまり人気がないのか?応募者が少ないので抽選も無く、年に1度の更新で半永久的に使えるそうです。通例、賃貸菜園は1年ごとに更新があり応募者が多いとその度に抽選を行い、運良く抽選に当たっても場所が変わって同じ農地が使えなくなってしまうことがあります。でもここなら更新さえすれば長期的に利用できるので、農薬や化学肥料などを使うこと無く、身体に優しい野菜を作ることができます。

灯台下暗し、絶好の環境が目の前に整っていました。グリーンスムージー(野菜ジュース)の食材はここで調達しよう!良いとこだらけの「クラインガルテン」を即決で契約してきました。

私が契約したクラインガルテンはこの通り。雑草達がやりたい放題の無法状態。貧乏草の緑も素敵。

私のクラインガルテンは草ボーボーの無法状態。

ばっさばっさと雑草を引っこ抜いて、クラインガルテンの初日のミッションコンプリート。クラインガルテンにはハイネケンがぴったり。

ひとまずは雑草をむしって本日のミッションコンプリート

周りの先輩方はこんな感じ。

お隣さんは畝までしっかり作って本格的。これから何が芽を出すのでしょうか?
スーパーで購入した万能ねぎの根っこを植えておくと、次から次へと葉が出てきて半永久的に収穫できるらしい。これは鉄板だそうです。これはナイスな栽培!わたしもやろう!
よくアドバイスをいただく方。農園から溢れてしまうほど土を入れたらしい。去年は大根が豊作だったそうな。
耕さないで何も手入れをしない栽培方法。厳しい環境で育てると美味しい野菜ができるそうです。種や苗を植えて、あとは何もせず放ったらかし栽培。これなら私に向いているかも。
パセリやハーブなど、前のオーナーの残存がソコココに。これも嬉しい。

ねぎとろ丼ならぬ、パセリどっさりの「パセリとろ丼」。苦味も無くめっちゃ美味しい。至福の晩餐。