ジュンココシノ(Junko Koshino)は大阪府岸和田市生まれの日本を代表するファッションデザイナーです。同じくデザイナーのコシノヒロコ、コシノミチコを妹にもち、ファッションデザイナー3姉妹の一人として世界にその名を馳せています。文化服装学院を飛び級、また在学中に新人デザイナーの登龍門「装苑賞」を最年少で受賞するなど華々しく活躍。60年代に東京の青山にて「COLETTE」をオープンし、パリ・コレクションに参加したのは1970年代後半のことでした。前衛的でエッジの効いデザインながら、たしかな作りと身につけた時、そして動いた時に着ている人が美しくみえるようなアイテムに定評があります。一見立体アートのような洋服ですが着ることによって生かされたり、また身につけた人を内面からかがやかせるようなチカラのあるデザインが特徴です。芸術作品ではなくあくまでも服をつくることにポリシーをおいた骨太なブランドです。