ロイヤルドルトン(ROYAL DOULTON)は、1815年創業の歴史と伝統のある陶磁器メーカーで、現在は世界的な知名度を誇る存在となっています。元々は小さな工房で細々とした経営を行っていましたが、19世紀後半になると2代目のヘンリー・ドルトンが都市の近代化に貢献するような製品造りに舵を切り、またボーンチャイナ等の芸術的な作品を展開していくことで一流メーカーに成長、ロイヤルの名を冠するまでにいたるのです。白く澄んだ磁器にエレガントな花柄が咲いたティーセットやテーブルセットは多くの人が喜ばれるものですし、無地でシンプルなアイテムがあったりもするので多くの方の嗜好をカバーできるのもロイヤルドルトンの特徴です。パーティーなどで会話のきっかけになるような美しい華やかなシリーズが多いのですが、ちょっと変わり種として意外に人気のあるものには「タパス」シリーズがあり、無地のパステルカラーがチャーミング、もちろんしっかりとした実用性も備えています。