ダイアンフォンファステンバーグ（DIANE von FURSTENBERG）は、アメリカ・ニューヨーク発のラグジュアリーファッションブランド。デザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグはベルギーで生まれ育ち、スイスのジュネーブ大学で経済学を専攻。在学中に知り合ったドイツの皇族の血を引くイーゴン・フォン・ファステンバーグ公爵と結婚。夫とともにアメリカに渡り、「自分で独立して何かを築き上げたい」という思いで1970年に、マンハッタンの7番街にショップを構えレディースファッションのデザインをスタート。その3年後にDVFを代表する幾何学模様のカシュクール・ラップドレスを発表し、500万着売れる大ヒットアイテムとなります。身体にフィットする美しいシルエットと鮮やかなプリント、なおかつリラックスできるジャジー素材のワンピースは多くの女性を魅了しました。ダイアンのラップドレスがヴォーグ（VOGUE）編集長の目に止まり、ニューヨークファッションウィークに参加し一世を風靡します。キャサリン妃やミランダ・カー、女優の天海祐希が着用したモデルはすぐに売り切れてしまうほどの人気ぶりです。ダイアンが語る「Feel like a woman wear a dress!（ドレスを着ることで女性を感じて！）」という言葉は、ブランドのコンセプトとして受け継がれ、大人の色気を際立たせるのドレスは女性たちの憧れの存在であり続けています。